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ワンちゃんの予防について①

春といえば

桜、お花見、花粉症、卒業式、入学式など…色々と思い浮かぶと思いますが、「私は予防の時期だ!」と気合いが入り、

たくさんの飼い主さんやどうぶつたちとお話している自分が思い浮かびます。

そして、予防といえば、フィラリア症予防、ノミ・ダニ予防、ワクチンですね。

今回は、フィラリア症予防についてのよくある質問をまとめてみました。

Q、フィラリア症ってどんな病気?

フィラリア症は別名「犬糸状虫症」といいます。

細長くそうめんのような形状の寄生虫です。

蚊がどうぶつの血を吸うときに、体内にフィラリアの幼虫が入り込みます。

放っておくと血管や心臓に寄生し、最終的に命に関わる病気です。

Q、室内飼いで外に出ないので予防は必要ない?

フィラリアの幼虫を持った蚊が室内に入るのを完全に防ぐことはできませんので、予防は必要です。

窓やドアの開け閉めをしたときやご家族の服やかばんに紛れ込んだり、エレベーターに紛れ込んだりすることもあります。

Q、血液検査はどうして必要なの?

「予防薬」と聞くとフィラリアが体内に入らないようにするお薬と考えてしまうかもしれませんが、実はフィラリアの幼虫が心臓に到達するのを防いで感染させないようにする「駆虫薬」なんです。

もし、フィラリアに感染しているワンちゃんに予防薬を飲ませたら、血管内で多くのフィラリアが駆除され、その死骸が心臓や血管内で詰まってしまい、重篤な症状が起こります。

最悪の場合、死に至ることもありますので、安全に予防するため1年に1回は予防薬を飲ませる前にフィラリアに感染していないかを血液検査で調べましょう。

Q、予防薬は何月まで必要?

地域にもよりますが、11~12月頃までの予防をおすすめします。

ひとつ前の質問でもお話したように「駆虫薬」なので、蚊が見られなくなっても、それまでに蚊に吸血され、体内に入ったフィラリアの幼虫が残っている可能性があるので、蚊が見られなくなってから1ヶ月後まで飲んだ方が安心です。

他にもご不明な点がありましたらお問い合わせください。

フィラリア症予防のお知らせのハガキは、3月末から順次発送しております。

お早めにお電話でご予約ください。

しっかり病気を予防をして、健康で楽しいペットライフを過ごしましょう!

今回のブログ担当は、浜田でした。


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